12月1日よりサービスがスタートしたサブスクリプション型ストリーミングサービス「Paramount+(パラマウントプラス)」のメディア向け発表会が12月6日、神田明神ホールで開催され、秋元才加、映画好き芸人のこがけん、☆Taku Takahashi(m-flo)が出席し、好きな作品に触れながら新サービスへの期待を語った。

WOWOWオンデマンド、J:COM STREAMを通じて作品を配信中の「Paramount+」について、Paramount+ インターナショナルマーケット統括 エグゼクティブ・バイスプレジデントインターナショナル・ゼネラル・マネージャーのマルコ・ノビリは「日本のみなさんに愛される作品をお届けしたいです」と話し、「パラマウントには数えきれないほどの膨大なコンテンツがあります。『Paramount+』はまさに“エンタテインメントの山”です」と力強くスピーチ。新作映画から往年の名作まで、色褪せない作品、人気のある作品を届けたいと宣言した。さらに「Paramount+」のオリジナルコンテンツも独占配信することにも触れ、「パラマウントのエンタテインメントを日本に発信することができて大変光栄です」と日本でのサービスのスタートを喜んでいた。

パートナーシップを結ぶJ:COM株式会社の代表取締役社長、芳賀敏は配信中のシルヴェスター・スタローン主演のクライムドラマ「タルサ・キング」がお気に入りとテンション高めにおすすめ。「グイグイ引き込まれて、一気に9話まで観ました」と微笑み、同じくパートナーシップを結ぶ株式会社WOWOWの社長執行役員、田中晃は人気シリーズを日本でと提案し「ぜひ、『CSI:TOKYO』を作りましょう!」と共同制作に期待を込めて盛り上がっていた。

イベントでは秋元、こがけん、☆Taku Takahashiが、好きな作品や「Paramount+」への期待を語る場面も。10月6日に第一子出産を発表した秋元は「映画館に足を運ぶことが難しいので、育児の合間にホッと一息つけるのがありがたいです」と早くもサービスを活用している様子。「子どもと一緒に観るながら『スポンジ・ボブ』がいいかも。英語の勉強にもなるかな」とママ目線での注目作品にも触れていた。

「スター・トレック」シリーズの大ファンの☆Taku Takahashiは「SF作品はメカなどに注目しがちだけど、『スター・トレック』はいろいろな人種や価値観が交錯するなか、衝突したり協力したりと問題を解決していく物語です。問題が解決しない時もあるけれど、確実に人としての成長するものを描いています」とおすすめ。「Paramount+」での注目作品は「『スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド』です!」とアピールし、「本当に待ちわびていました。僕たち『スター・トレック』ファン、“トレッキー”の氷河期がやっと溶けました!」と喜びを爆発させていた。

トム・クルーズ大好きな芸人のこがけんのおすすめはもちろんトム主演作。「やっぱりまずは『トップガン』です。続編でも共演しているアイスマン(役のヴァル・キルマー)と実際にバチバチだったんです。そこを踏まえて『トップ・ガン』を観ると、より味わい深いと思います。『トップガン』の大ヒットで海軍を目指す人がたくさんいたそうです。あと、トム・クルーズはほぼすべての作品で7割は走っています(笑)」とトム・クルーズ作品をもっと楽しめるようにと豆知識を次々に挙げていた。

パラマウントグローバルが世界45カ国で展開し、加入者数は6100万人を超える「Paramount+」では、ドラマシリーズの「メイヤー・オブ・キングスタウン」「スター・トレック:ストレンジ・ニュー・ワールド」や、シルヴェスター・スタローンのリアリティショー「スタローン・ファミリー」などは日本初上陸となる。

取材・文/タナカシノブ