『怪盗グルーのミニオン超変身』日本語吹替版声優に片岡愛之助&山田杏奈が決定!
2010年に公開された『怪盗グルーの月泥棒 3D』(10)以来、グルーと相棒ミニオンたちを中心に物語を描いてきた「怪盗グルー」シリーズは、2017年『怪盗グルーのミニオン大脱走』(17)で国内興行収入73億円を稼ぎだし、メガヒット作へと大成長。最新作となる本作のメガホンをとるのは、ミニオンズの共同クリエイターでアカデミー賞ノミネート経験のあるクリス・ルノー。また、イルミネーション創設者兼CEOのクリス・メレダンドリとブレット・ホフマンが製作を担当する。日本語吹替版ではグルー役を笑福亭鶴瓶、ルーシー役を中島美嘉が引き続き演じる。
片岡が演じるのは、グルーの高校時代の同級生にして因縁のライバルであり、グルーファミリーを恐怖に陥れる超宿敵のマキシム・ル・マル。今回吹替えのオファーが来たときの気持ちを片岡は「え!?ミニオンに出演させて頂けるんですか!?と驚きました」と語るとともに「小さなお子様からお年を召した方まで、これほどまで幅広い年齢層に楽しんで頂ける作品は、なかなかないと思います」と、「怪盗グルー」シリーズの印象について言及。また14年に渡り主役のグルー役を演じている笑福亭については「久しくお会いできていなかったので、こういった形で共演することができて、非常に嬉しくありがたいと思っています」と明かした。
さらに、大悪党を夢見る中学生でグルーに急接近する少女ポピーを演じるのは、今作が吹替え初挑戦となる山田。山田はアフレコについて「ここ数年で一番緊張した仕事でした。映像に声を吹き込むことが楽しいと分かりましたし、自分のなかで試行錯誤しました」と明かし「怪盗グルーは小さな時から観ていた作品でしたし、ミニオンは凄くかわいらしくて目が離せなくなるキャラクターが特徴だと思っていたので、そこに参加させてもらえるのはすごく光栄なことだと思いました」と「怪盗グルー」シリーズへの想いをコメント。またタイトルの”超変身”にちなみ、ポピー役を通じて変化はあったのか問われると「ポピーは青春時代の目標というか、こうなりたいという姿が大悪党というちょっと変わった子なのですが、夢に向かって頑張る、ただひたすらにそこに向かって突き進んでいくポピーの姿がすごくキラキラして見えて、自分自身もこうなりたい気持ちを持ち続けていたいと考えるようになりました」と語った。
さらに今回、マキシム役を演じる片岡とポピー役の山田に対し、グルー役の笑福亭からもメッセージが到着。本シリーズに初参加の片岡へは「最初愛之助って分からんくらい自然にマキシムにハマってるし、こういう悪役好きそうやな〜。実写版マキシム役、スーパー歌舞伎でもやるかもしれんな(笑)」と語り、吹替え初挑戦の山田へは「ポピーのミステリアスで生意気なキャラにピタッとハマってる。グルー大丈夫かな?って心配になったくらい。でもそのくらい山田さん、ポピーにピッタリ!」とエールを贈っている。
またあわせて本作の予告映像も公開。黒いサングラスにブラックスーツというエージェント風の衣装に身を包んだミニオンたちを引き連れたグルーが向かうのは、高校の同窓会。かつてのライバルだったマキシムと久々の再会をはたしたグルーだったが、どうやらマキシムはグルーに相当な恨みがある様子。グルーと妻のルーシー、マーゴ、イディス、アグネスの三姉妹、そして新たに誕生したグルーJr.を加えたグルーファミリーは、復讐を誓うマキシムに命を狙われる羽目になってしまう。新たな町に引っ越し、正体がバレないよう名前も身分も変えて生活していくことになったグルーファミリーだが、そこにグルーの正体を知るという悪党を夢みる少女ポピーが急接近してくる。
そんなグルーの危機に立ち上がったのは、カラダが岩のように“超強固”なメガジェリー、真っ赤なレーザービームを地面に向かって勢いよく放ち、何でも焼き付くす“超発射”パワーのメガメル、重いものなら何でもおまかせのパワーの持ち主“超怪力”のメガデイブ、マッハスピードでひとっ飛び“超高速飛行”パワーのメガガス、手足をゴムのように自由自在に“超伸縮”できるパワーの持ち主メガティム。どこからどう見ても超最強な姿のミニオンたちのスーパーパワーも予告映像に収められている。
シリーズ最新作にしてミニオンたちの“超新化”が描かれる本作。日本語吹替版に出演する片岡、山田の熱演にも注目だ!
■<キャストコメント>
●片岡愛之助(マキシム・ル・マル役)
「出演のお話を頂いた時に、『あのミニオンに関わることができるのか!?』と驚きました。鶴瓶さんとは最近お会いできていなかったので、こういった形で共演できることが凄く嬉しいし、ありがたかったです。私の演じたマキシムは、グルーと同級生でありながら、宿敵でもあるキャラクターです。グルーと敵対していながらも、同級生なのでふとした優しさがあったり、おかしみがあったりするとても魅力的なキャラクターになっています。史上最強の悪役を存分に悪く、優雅に、そして少しコミカルに演じましたので、是非スクリーンでご覧ください」
Q.なにに超変身してみたいですか?
「普段から歌舞伎で変身しているので特に変身欲はないのですが(笑)、あえて言うなら実写版のマキシムになってみたいですね」
●山田杏奈(ポピー役)
「ここ数年で一番緊張したお仕事でした。映像に声を吹き込むことが凄く楽しかったですし、自分のなかで試行錯誤しました。怪盗グルー(シリーズ)は小さな時から観ていた作品でしたし、ミニオンも凄くかわいらしくて目が離せなくなるシリーズなので、その一部として参加させてもらえるのはすごく光栄なことだと思います。ポピーは青春時代のキラキラした目標が大悪党というちょっと変わった子なのです。でも夢に向かって頑張る、ただひたすらにそこに向かって突き進んでいく姿がすごく素敵で、自分自身もこうなりたいなと思うくらい魅力的な女の子です。ポピーがグルーやミニオンたちとハチャメチャに大活躍する姿をぜひスクリーンで楽しんでください」
Q.なにに超変身してみたいですか?
「腹筋がバキバキになりたいです(笑)運動ができるスキルを身に着けて、締まった体になれればなと思います」
●笑福亭鶴瓶(グルー役)
Q.片岡愛之助について
「アイツ、ほんまに(役にハマってて)ノッテるな。最初愛之助って分からんくらい自然にマキシムにハマってるし、こういう悪役好きそうやな〜。マキシムの悪そうな感じ、楽しそうにやってるし、遊び心がある。実写版マキシム役、スーパー歌舞伎でもやるかもしれんな(笑)」
Q.山田杏奈について
「収録聞いたけど、凄い上手いなあ。吹替初めてとは思えんくらいホンマ上手。ポピーのミステリアスで生意気なキャラにピタッとハマってる。グルー大丈夫かな?って心配になったくらい。でもそのくらい山田さん、ポピーにピッタリ!」
文/スズキヒロシ