地震で被害を受けた住宅に残されていた着物を救おうと、金沢市では14日、着物の専門家による無料の相談会が開かれました。

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金沢駅のもてなしドームで開かれた「救おう!能登のきものたち」。会場では能登半島地震により被害を受けた住宅から救い出された着物に関する無料の相談会や、メーカーが取り揃えた新品の着物との交換会も開かれました。また、着付けや古着の販売も行われ、収益は能登半島地震の義援金にあてられるということです。

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日本きもの文化振興会・篠原勉理事長
「着物を着るという余裕がないので『この際処分してしまおう』とか『捨ててしまおう』とか、たくさん捨てられている。もったいない。1つでも助けてあげたいなと思っている」

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それぞれの思いのこもった着物、地震発生から3か月気持ちの面からの復興に向けても少しずつ歩み始めています。