被災地でがれきを処理する際に事故やケガを防ぐための安全講習会が金沢で開かれこれから気温が高くなる中、熱中症にも注意するよう呼びかけていました。建設業労働災害防止協会が石川労働局と合同で開いた安全講習会には、ボランティア2人を含む建設業者の管理者合わせて70人が参加しました。

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被災地での撤去作業では、けが防止の徹底や2006年9月以前に建てられた建物には石綿が使われている可能性が高く、健康被害を引き起こす恐れがあることから散水し飛散を防ぐ対策をすることなどが呼びかけられました。

また、これから気温が上がり熱中症への危険性も高まることから暑さ指数の把握や水分と塩分の両方を取るように注意点が説明されました。

石川労働局では県と合同のパトロールを行い被災地での解体撤去作業が円滑に進むよう務めていきたいとしています。

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