JR西日本金沢支社は、ゴールデンウイーク期間中の北陸新幹線の利用状況を発表しました。最も多かった日の利用者数は、コロナ禍前の2018年を上回る4万3000人に上っています。

4月26日から6日までのゴールデンウイーク期間中の北陸新幹線、上越妙高・糸魚川間の利用者数は35万6000人で、去年から14%増加しました。また、北陸新幹線が延伸した金沢・福井間は27万人で去年の特急列車と比べ18%の増加でした。

いずれもコロナ禍前の2018年を上回っていて、このうち5月3日は、4万3000人が利用し、1日の利用者としてはこれまでで最も多かった去年の4万4000人には及ばなかったものの過去6番目に多くなりました。

JR西日本金沢支社は、新幹線敦賀開業によって北陸への注目が集まったことで新幹線の利用者が増加したとみています。

一方、敦賀と阪神・中京方面を結ぶ在来線特急は、「サンダーバード」が19万8000人で去年から10%、「しらさぎ」が4万3000人で去年から49%、それぞれ減少しています。