愛知県を舞台とする映画のプレミア先行試写会が、名古屋市で行われました。

 映画「ディア・ファミリー」は、生まれつき心臓疾患がある娘のために、町工場を経営する父が人工心臓の開発に挑戦した実話を基にした映画です。

 撮影の多くは、春日井市を中心に名古屋市や豊橋市など愛知県で行われました。

 父を大泉洋さんが演じ、娘を福本莉子さんが演じます。

 全国公開に先駆けて初の本編上映となった試写会では、大泉洋さんが演じた父のモデルとなった、春日井市に本社を置く東海メディカルプロダクツの筒井宣政会長があいさつしました。

「多くの苦難に向かおうとする若い方や家族など、できるだけ多くの皆さんに少しでも生きる勇気が伝わればと思っています」(東海メディカルプロダクツ 筒井宣政会長)

「ディア・ファミリー」は6月14日公開です。