谷間の平日、多くの子どもたちが訪れていたのは小児科です。中には、予約したタイミングから2時間半待ちの人も──

 30日、多くの子どもたちが訪れていた場所が、名古屋市西区にある「みわた小児科」です。

「普通の風邪のお子さんとか、お熱のお子さんいらっしゃるんですけど、定期的に通院されている患者さんもいますので、当然休み明けのところに患者さんは集中しますね。GWの明けだとかその前は医師2人に増員して、診療を行っています」(みわた小児科 三輪田俊介医師)

 みわた小児科では、ゴールデンウィークの中日となる30日から3日間、診療を行います。

 30日は午前中だけで79人の患者が訪れ、予約したタイミングから2時間半待ちの人もいたそうです。

「早めの受診を」

みわた小児科 三輪田俊介医師

「(4月から)学校生活が始まって、みんなで風邪をうつしあうことも一つですし、体力的にも、新生活で無理して疲れてきて、けっこう学校休まれたり熱の子が増えたりとか。例年、流れがあります」(三輪田医師)

 ゴールデンウィーク中、総合病院の救急外来や夜間の休日診療センターはかなり混雑するため、この3日間での受診を勧めています。

「(総合病院などは)2時間から長いと4時間待ちも経験します。休みをとられる先生が多くて、医療機関のマンパワーも不足する形になるので、きょうあすあさってで、早めに受診していただくことで、休日中の医療のひっ迫を避けることが出来る」(三輪田医師)