ヨットやプレジャーボートなどで利用可能「かみごとう・ならお海の駅」が誕生 地域振興に期待　長崎県新上五島町

長崎県新上五島の海の玄関口奈良尾港ターミナルビルが、ヨットやプレジャーボートなどで気軽に利用できる「海の駅」に認定され、今月10日、式典が行われました。

海の駅は、マリンレジャーの魅力を広めようと国土交通省が設置を推進していて、来訪者が利用できる船舶係留施設や、情報提供などを行うためのガイドの配置などが義務づけられています。

地域活性化につなげようと奈良尾漁港賑わい創出協議会が去年12月に申請し、このほど、長崎県内では9か所目の「海の駅」に認定されました。

10日、開かれた式典には、九州運輸局や町の関係者らおよそ50人が出席。認定書が交付されました。

奈良尾漁港賑わい創出協議会の竹内隆治会長は「新上五島では鯛ノ浦に続き2か所目の認定となる。2か所が連携しながら新上五島町の発展に努めていきたい」と話していました。

協議会では今後、マリンスポーツを充実させる施設をつくり、魅力ある海の駅にしていきたいとしています。