長崎県対馬市出身で2023年、藤井八冠とタイトルを争った将棋の佐々木大地 七段が、このほど地元で開かれた将棋教室の講師を務めました。

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佐々木 七段:
「王様とこの龍の関係性ってよく出てくるんだよ」
「ここでほかに金で王手する手があるか、もう一回考えて」
「もう一回考えようか。じゃあここ奪ったら…ここだから」

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対馬市出身の佐々木大地七段は、2023年、藤井聡太八冠とタイトルを争った注目の若手棋士です。
(2023年:藤井聡太八冠から2勝。棋聖戦5番勝負は1勝3敗、王位戦7番勝負は1勝4敗)

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佐々木 七段:
「(藤井八冠とは)9局指したんですけど2勝7敗で。読むスピードが速くて、なおかつそれが正確なんですね」

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対馬市制20周年を記念して開かれた将棋教室で講師を務めた佐々木七段。対馬での指導は8年ぶり2回目で、対馬市在住の約30人が参加。地元の子どもらを相手に机を回りながら指す「ぐるぐる将棋」で対局しました。

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憧れの棋士から直接指導を受けられるとあって参加者の表情は真剣そのものです。
 

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参加者:

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「予想してたところと違うところに指してきたりするところが難しかったです」

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「対馬出身ということもありますし、スーパースター。今後も頑張ってほしいなという風に思ってます」

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佐々木 七段:
「(対馬は)自分のホームでもありますしひとつモチベーションが上がるような場所でもあります。帰ってくるときにはいろんなエネルギーをもらうことができて、それを将棋の方で活かせているのかなと思います」

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佐々木七段はこれから毎年、対馬市で将棋教室を開きたいと話していました。