高レベル放射性廃棄物、いわゆる「核のごみ」の最終処分場の選定をめぐり、佐賀県玄海町で文献調査を受け入れるかどうかが議論されていることについて、18日、長崎県の大石知事は注視して行く考えを示しました。


大石賢吾知事「隣県ですし今後の動きについては高い関心を持ってみていきたいと思います」

この問題は原子力発電所から出る高レベル放射性廃棄物いわゆる「核のごみ」の最終処分場選定について、佐賀県玄海町の地元団体が選定の第１段階となる「文献調査」に応募するよう町に求めているもので、17日から玄海町議会で文献調査を受け入れるかどうかが審議されています。

長崎県の大石知事は18日の定例会見で審議の動きを注視したいと述べました。

大石賢吾知事「我々としても県民の安全安心を守るといったことが非常に重要なことでございますので、状況に応じて必要な対応をとっていこうと思っています」

玄海町議会事務局によりますと、来週も審議のための委員会が開かれる予定だということです。