建設業の人材確保につなげようと、14日、長崎市の長崎工業高校で建設会社の社員を講師に招いた初の出前授業が行われました。

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建設会社社員:
「“視準”は遠くに取った方が角度の誤差がない、わかるかな?」

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実際の現場で活躍する人たちから最新の測量機器の使い方を学ぶ初めての機会です。長崎県建設業協会が14日、長崎工業高校で開いた出前授業には、建築科の3年生40人が参加しました。

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測量の技術は日々進歩していて、かつては2人がかりで1時間ほどかかっていた作業が、今は1人で10分程度で済むなど効率化が進んでいます。

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建設会社社員:
「(昔の測量機器では)向こうに立っとる人が2人おるやろ?それが今の機器では1人でできます」

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建築科の生徒(3年):
「昔よりも建築に携わりやすいというか、やりやすい環境になってるので、(建設)業界に進んでいきたいなという気持ちが強くなりました」

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「実際現場で作業されてる方々の説明を聞けるので、どういった場面でその作業をするのかとかがわかりやすくてすごく良かったです」

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県建設業協会 長崎支部 青年部 武藤 剛さん:
「新しい機械とか新しい測量の考え方っていうのを、実際生徒に触れてもらって、業界としてはやっぱり高校卒業して社会人になって、すぐ即戦力になるような人材を欲しいと」

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県建設業協会では、今後他の工業高校でも同様の「出前授業」を開くことにしています。