自民党の裏金事件を受けて、党本部の執行部が各都道府県で地元議員と意見を交わす「政治刷新車座対話」が19日、長崎市で行われました。

NBC

長崎市の自民党県連で行われた車座対話には、党本部の森山裕総務会長と長崎県連の役員およそ15人が出席しました。

NBC

対話は非公開で行われ、「政治とカネ」をめぐる問題や先月の衆議院長崎3区補欠選挙で候補者擁立を見送った判断などについて意見が交わされたということです。

NBC

自民党 森山裕総務会長:
「党本部の方がもっと積極的に擁立に関わってほしかったというのがおっしゃりたいことだろうなというふうに拝察をいたしました」

NBC

長崎県連 古賀友一郎会長:
「参加者の方から候補者立てるべきだったという声が出たのは事実ではありますけれども、それに対する評価は直接的にはなかったと思います」

また森山総務会長は九州新幹線長崎ルートの整備方針を議論する与党検討委員会を今国会中に開く考えを示しました。