6日朝、長崎県佐世保市のMR松浦鉄道の沿線で土砂崩れが発生し、佐世保‐佐々駅間で、約7時間、列車の運行を見合わせました。

NBC

土砂崩れが起きたのは、MR松浦鉄道の山の田駅付近で、6日午前7時半ごろ、松浦発、佐世保行き普通列車の運転士が、線路脇のフェンスが線路側に倒れかかっていることに気付き、会社に通報しました。

調べたところ、線路に隣接した敷地にある民間駐車場の擁壁が、幅およそ10メートル、高さおよそ2メートルにわたって崩れていることが分かりました。

擁壁の崩壊による列車の事故やけが人などはありませんでしたが、MRでは土砂崩れが広がるおそれもあるとして、午前8時35分から 佐世保‐佐々駅間の列車の運行を見合わせました。

崩れた土砂は線路まで入っていませんが、駐車場には 4台の車が停まっており、線路側に落ちそうになっていたことからレッカー車などを使って引き上げたということです。

MR松浦鉄道によりますと、復旧作業が終了し、
▽佐世保駅 午後4時13分発の伊万里行き
▽佐々駅 午後3時46分発の佐世保行きの便から運転を再開しました。