2022年8月、精霊流しが行われていた長崎市で無許可でドローンを飛ばし、警察官に偽造許可書を示したとして、航空法違反などの罪に問われている男の裁判が開かれ、検察側は男に懲役1年6か月、罰金20万円を求刑しました。

航空法違反などの罪に問われているのは、長崎市の64歳の男です。

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起訴状などによりますと、男は2022年8月15日の夜、精霊流しが行われている長崎市万才町で、ドローンの飛行が禁止されているにもかかわらず、”許可を得た”と警察官を騙し、ドローン1機を飛ばしたほか、翌日、警察官に偽造した許可書を示したとされています。

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17日、長崎地方裁判所で開かれた初公判で、男は「間違いございません」と起訴内容を認め「お世話になった人の精霊船を撮影し、親族に渡したかった。偽造すれば警察を誤魔化せると思った」と証言しました。

検察側は犯行について「夜間、催しもの会場でのドローン飛行は危険であり、身勝手、許可書の偽造も身勝手」として男に懲役1年6か月、罰金20万円を求刑しました。