今週の武豊騎手は土曜が阪神で3鞍、日曜が中山で6鞍の計9鞍に騎乗する。

 土曜阪神11Rのチューリップ賞(3歳牝・GII・芝1600m)にはスウィープフィート(牝3、栗東・庄野靖志厩舎)で挑む。過去5戦は永島まなみ騎手とコンビを組み、前々走の阪神JFは7着、前走のエルフィンSはクビ差2着。スタートや折り合いに課題が残るものの、徐々にレースぶりは良くなっている。ここは桜花賞出走に向けて、3着以内が求められる一戦だ。

 武豊騎手はこれまでチューリップ賞に30回参戦。オープン特別だった93年以前に88年のシヨノロマン、93年のベガで2勝。重賞に昇格した94年以降では06年アドマイヤキッス、13年クロフネサプライズ、21年メイケイエール、23年モズメイメイで4勝。通算では6勝を挙げている。ここで自身の記録を更新する7勝目を目指す。

 弥生賞に出走予定だったサンライズジパングは残念ながら回避となったが、その分も他のレースで頑張ってほしい。

■今週の騎乗馬
3日(土)
阪神4R・ヤマニンスターダム
阪神10R・メイショウクリフト
阪神11R・スウィープフィート

4日(日)
中山2R・イーサンハンター
中山4R・ブシン
中山5R・サトノフォルテ
中山6R・レディマキシマ
中山7R・マウンテンエース
中山8R・タケルジャック