JRAは5日、同日付で7人の調教師が引退することに伴う、各調教師の管理馬の転厩先を発表した。福永祐一厩舎には22年のNHKマイルCを制したダノンスコーピオン(牡5、栗東・安田隆行厩舎)、20年の兵庫ジュニアグランプリ覇者のデュアリスト(牡6、栗東・安田隆行厩舎)、さらに名バイプレーヤーとして人気を集めたナイスネイチャの近親ライスネイチャ(牡3、栗東・松永昌博厩舎)ら18頭が転厩する。

 福永厩舎に転厩する馬は、加用正厩舎からカルネアサーダ、マルブツプライド、ミラクルの3頭、松永昌博厩舎からアップステート、ドロップオブライト、マルカアトラス、マルカビクトリー、マルカブリッツ、ライスネイチャの6頭、安田隆行厩舎からエーデルプルーメ、エクロジャイト、ケイデンシーマーク、サトノアポロン、ダノンスコーピオン、デュアリスト、プリモカリーナ、メイショウウズマサ、レオノーレの9頭。

 重賞勝ち馬2頭を含め、新規開業厩舎としては異例の豪華ラインナップとなるだけに、いきなりから注目を集めることになる。