4月21日に京都芝1600mで行われるマイラーズカップ。ここに出走を予定している各馬が、今朝4日、レースに向けた2週前追い切りを行っている。

 2022年マイルCSの覇者セリフォス(栗東・中内田充正厩舎)は、朝一番のCWへ1頭で入場。追い切りも単走ではあったが、前方には同厩舎の併せ馬2頭が視界に入る位置にはいたので、それに続いていくような流れ。速いラップを刻んだが、最後までそのスピードが衰えることはなく、時計は6F81.1〜5F65.4〜4F51.1〜3F36.6〜2F22.7〜1F11.3秒。香港以来のレースになるが、動きは非常に活発だ。

 マイラーズCは2022年1着、2023年3着のソウルラッシュ(栗東・池江泰寿厩舎)。こちらも朝一番のCWへ入場して、シルキーヴォイスとの併せ馬。6F標識地点で2馬身ほど追走していたが、その差を保ったまま最後の直線へ向いて、ラスト1F標識手前で追い抜きそうな勢い。最後は楽々と先着した。

 時計は6F82.4〜5F66.7〜4F52.2〜3F36.8〜2F22.3〜1F10.9秒。ちなみに4月4日のラスト1F10秒台はこの馬だけ。先週に比べると動きが素軽くなっており、こちらも香港以来のレースになるが、動き自体は素軽い。

(取材・文:井内利彰)