89年ジャパンC覇者ホーリックスなどを管理したデイヴ・オサリバン調教師が亡くなった。91歳。「World Horse Racing」をはじめ、各国の競馬メディアが伝えた。

 同師はニュージーランドのトップトレーナーに君臨し、同国の競馬殿堂入りを果たしている。息子のランスはホーリックスの主戦を務め、調教師としても活躍。同じくポールは香港で厩舎を開業し、2015年の高松宮記念を勝利したエアロヴェロシティを管理した。

 89年のジャパンCにはホーリックスを送り込み、オグリキャップとの激しい叩きあいの末に優勝。勝ちタイムの2分22秒2は当時の世界レコードで、日本の競馬ファンに衝撃を与えた。