英国生まれのレイデオロ産駒・サウンドガネーシャ(牡3、栗東・安達昭夫厩舎)が、土曜京都4Rの3歳未勝利(芝1400m内回り)でデビューする。

 サウンドガネーシャは父レイデオロ、母サウンドパラダイス、母の父ワークフォースの血統。母が日本で種付けした後、英国で生んだ馬となる。母は1勝、祖母のフレジェールは2勝だが、曾祖母のスキーパラダイスは94年の仏G1ムーラン・ド・ロンシャン賞を制した名牝。日本でも同年の京王杯スプリングCを制している。したがってキャプテントゥーレやシルヴァーソニック、アルティマトゥーレなどの重賞勝ち馬は近親となる。

 ここまでデビューは遅れたものの、4月中旬からは入念に乗り込まれてきた。15日のCW最終追いは6F83秒1、1F12秒2なので特筆する時計ではないが、実戦で変わり身を見せられるか。好調の2年目、田口貫太騎手の手綱捌きにも注目したい。