生鮮・グルメ食品のインターネット販売を主としてビジネスを展開する食文化は5月16日、熊本県 和水町(なごみまち)との包括連携協定締結式を実施した。両者が有する資源を有効に活用し、地域課題の解決に向けた取組を推進する。

食文化は、生鮮・グルメ食品のインターネット販売を主としてビジネスを展開。インターネットやパソコンが出来ない生産者を支援するためのネット販売システムを構築し、日本人を元気にすることをミッションに掲げる中高年をターゲットにした産直グルメEコマース「うまいもんドットコム」、東京中央卸売市場と提携し、全国の特選フルーツや野菜を宅配する市場直結EC「豊洲市場ドットコム」を運営する。

このほど、熊本県 和水町と、それぞれが有する資源を有効に活用し、地域課題の解決に向けた取組を推進するための包括連携協定を締結し、5月16日に、和水町の石原 佳幸町長と食文化 萩原章史社長の両名が、熊本県東京事務所の内藤美恵所長の立ち会いのもと、包括連携協定締結式を行った。

九州の中心部、熊本県の県北に位置する和水町は、熊本県北西部、福岡県との県境に位置し、南北約19キロ、東西約9キロ、面積は約98平方キロメートル。菊池川と緑の山々などの豊かな自然と江田船山古墳、田中城跡や豊前街道を代表とする数多くの歴史的資源に恵まれている。産業面では、米をはじめ、野菜や果実等の農畜産物の生産が盛んであり、電器、精密機械などの企業を誘致して、農工併進による発展も遂げた。

食文化と和水町は、緊密な相互連携を図り、和水町の更なる発展に向けて取り組んでいくとし、協定における両社の連携事項として、「1.魅力あるまちづくりに関すること」「2.農林水産業の振興に関すること」「3.商工業・新産業の振興に関すること」「4.未来を担う子どもの育成に関すること」「5.その他、地域の活性化等に関すること」に取り組んでいく。