経済アナリストの森永卓郎が8日(月)、ニッポン放送の朝のワイド番組『垣花正 あなたとハッピー!』(月〜木曜日 朝8時〜)に生出演。昨年末、医師に「来年の桜は見られない」と宣告され現在がんで闘病中だが、家族で花見へ行った際のエピソードを語った。

森永卓郎、森永康平

森永卓郎、森永康平


昨年11月には医師から「桜は見られないだろう」と宣告され、「原発不明がん」と診断を受けた森永。番組パーソナリティーの垣花正が「森永卓郎さんは家族でお花見の計画をしてるって言ってましたけど、どうだったんですか」と質問すると、「いい天気でもう満開で」と元気よく語った。

埼玉県の狭山湖へ行ったという森永は「やっぱり湖なんで駐車場から湖畔まで結構歩くんです。多分病気になってから初めてかな。1キロ半ぐらいは歩いた。すっげえ遅いんです。孫より遅いっていう。かえって疲れちゃって、バタって寝ました」と振り返った。それでも翌朝には「寝たら元気になりました」とし、「去年の11月に『桜は見られないだろう』と(言われていた)。見てやったぜ! 今年の桜は綺麗でしたね」と誇らしげに語った。

垣花は「家族揃ってというのがいいですね」と感想を伝えると、「桜はクリアしたんで、次はこいのぼり、そして夏は……と、楽しみを先に設けて」と話すと、森永は「行けるとこまで行きます」と明るく話した。

また、闘病中に執筆し、重版が続く新刊から早くも新著の準備を進めているという森永。「ちょうど昨日、書き終わりました」と話し、新たな本を出版することを明かした。