日産自動車は2026年度までに中国市場で新エネルギー車(NEV)5車種を投入する。従来公表していた計画から1車種増やした。第1弾として中国・北京で開催中の自動車展示会「北京モーターショー」で電気自動車(EV)2車種とプラグインハイブリッド車(PHV)2車種、計4車種のコンセプト車を公開。コンセプト車をベースに開発し、市場投入を目指す。

公開したのはセダンタイプ「日産エポック・コンセプト」とスポーツ多目的車(SUV)タイプ「日産エピック・コンセプト」のEV2車種と、SUVタイプ「日産エラ・コンセプト」とセダンタイプ「日産エヴォ・コンセプト」のPHV2車種。4車種を皮切りに競争力の高い多様な新車を投入し、バランスの取れた商品構成を構築する。内田誠社長は「中国のお客さま一人ひとりにもっとワクワクするモビリティー体験を提供していく」としている。


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