北欧インテリア商品の輸入販売などを手掛ける株式会社アルトスターは2023年5月より、『インテリアショップ Lycka(リッカ)』を群馬県高崎市筑縄町に本格オープンしました。スウェーデン語で「幸せ」を指す『Lycka』は、北欧の“ヒュッゲ”をはじめとするライフスタイルを提案するお店です。代表の芳子ビューエルさんは、1998年に日本貿易振興会(JETRO)から北欧に派遣されて以来、北欧のライフスタイルにゆかりが深く、「北欧流ワークライフデザイナー」として北欧の“ヒュッゲ”の暮らし方を日本に紹介した第一人者として知られています。“ヒュッゲ”とは「心地のよさ」を意味するデンマークの言葉で、幸福を感じる場所や幸福な時間を過ごすこと。ビューエルさんはテレビや雑誌等で、“ヒュッゲ”の日本での取り入れ方を紹介しているほか、「幸せ」をテーマにした各種講演なども行っています。今回は、『Lycka』の最新商品の中から、ビューエルさんがおすすめする3つの商品を紹介します。

北欧で今流行中!「アースカラーの自然素材カーテン」

北欧の冬は日照時間が短いため、室内で過ごす時間がとても長く、北欧の方々は自宅で快適に過ごすための様々な工夫やアイデアを持っているのだそうです。また税金が高く可処分所得が限られているので、「物を沢山買わない」ことも彼らの特徴とのこと。そんな北欧の方々が部屋の雰囲気を変えるために使うアイテムがカーテン。2023年は、しっかりした布素材のアースカラーのカーテンが人気となっています。

『Lycka』ではサイズオーダーも可能。価格:5,720円/m〜

神棚がない家に大好評!「おしゃれなお札立て」

北欧には、古くから伝わる様々な神様のほか、精霊や妖精のお話や飾り物が日常にあるのだそう。『Lycka』にも北欧の妖精「トムテ」のかわいいぬいぐるみがいくつもあり、おしゃれでインテリアともマッチしています。そこで『Lycka』が新しく提案するのは、日本の神社でいただく「お札」をインテリアとマッチした形でおしゃれに飾ること。今は神棚がない家も多いことから、ベストセラーになっています。美しい木目から感じる温かみや可愛さと、パーツの配置を自分で選べる工作性がポイントです。

価格:左 4,620円、右 2,420円 左は桜の木を使用したもの、太陽を表す鏡がセットになっています。右はプリント合板の素材です。

ハーブや花をテーブルで育てる楽しみも♪「ガラス花器 各種」

北欧では、ハーブなどの植物の茎や球根を水につけておいて、成長過程を楽しむ方が多くいるといいます。テーブルの上で、パセリやバジルのようなハーブの茎やヒアシンスやチューリップなどの球根を水に挿しておいて、おしゃれにかわいく育てることは毎日の癒しになりウェルビーイングにも繋がります。『Lycka』では、日本の作家による水栽培用のガラスベースもサイズ豊富に取り揃えています。ハーブや球根はホームセンター等で簡単に手に入るので、手軽に出来る新しい楽しみとして始めてもいいですね。

価格:880円〜

ここでビューエルさんに北欧での生活について話を伺いました。

Q1.北欧ではアースカラーのカーテンが人気とのことですが、ビューエルさんのご自宅のカーテンは何色ですか?
私の家の場合、インテリアは北欧のものですが、カーテンだけは花柄で少し柔らかさを出したかったので、オフホワイトベースの生地に白のハナミズキがプリントされたものです。
Q2.ビューエルさんは実際にどのような植物を育てていますか?
いろいろなものを育てていますが、今が旬なのは、カラー・紫陽花・薔薇などです。
紫陽花にもいろいろな種類がありますが、アナベルは特に可愛らしくて素敵です。
家の中では多肉植物も育てています。マザーリーフという、一枚の葉からどんどん芽が出る種類のものがあるのですが、芽がでたら植えるを繰り返して、今ではかなり大きくなりました。
Q3.おうち時間を楽しむためにまずビューエルさんが始めたことはなんですか?
カルトナージュ(厚紙で箱などを組み立て、布や紙を貼って仕上げるもの)を最初にやりました。裁縫のような工作のようなものでしたので、楽しんでいろいろ作りました。
あと、リボン刺繍もしました。いろいろな色の布をリボン状に切って網状のボードに結んでいくものなのですが、素敵なラグが出来たので、娘にプレゼントしました。


■店舗概要
所在地:群馬県高崎市筑縄町62-1
アクセス:高崎駅から車で約15分
営業時間:10時〜18時(日曜定休)
駐車場:あり 『Lycka』 HP:https://shop.alto-star.com/