衣類通販大手ZOZOの創業者で、3月12日に設立した株式会社カブ&ピース代表取締役社長の前澤友作氏(48)が18日、X(旧ツイッター)を更新。著名人になりすまして投資などを薦める不正広告がインターネット上に出回り、多くの被害者が出ている問題で、米IT大手メタ(Meta)社に再び疑問を呈した。

前澤氏は10日、ホリエモンこと実業家の堀江貴文氏とともに自民党本部で開かれた会合に出席。プラットフォームの規制強化などを強く求め、米国でメタ社に対し提訴する準備を進めていることを明らかにしていた。

前澤氏はこの日「詐欺行為を働く反社会的勢力から金銭を受け取って詐欺広告を表示し、詐欺行為を幇助しているMeta社は反社会的企業と見られてもおかしくない」と切り出し「そこに広告を出す企業側の倫理観も求められ、今後多くの企業がMeta社プラットフォームから広告を引き下げる可能性がある」と私見をつづった。

メタ社は16日、16年以降、詐欺被害の防止を含む「プラットフォームの安全」のため、200億ドル以上の投資を行ってきたとし「役割を果たすべく注力する」などと声明を発表していた。

前澤氏はメタ社の声明に対し「おいおい。まずは謝罪の一言は? 社会全体のせい?」と激怒。続けて「『審査チームには日本語や日本の文化的背景を理解する人を備えている』なら、俺や堀江さんや著名人が利用された詐欺広告なんてすぐに判別できるでしょ? なめてんの?」とつづった。さらに「日本なめんなよマジで」と連続投稿した。