元雨上がり決死隊の宮迫博之(54)が19日までにYouTubeチャンネルを更新。後輩芸人である霜降り明星、粗品(31)の発言に”激怒”した。

粗品は12日放送のフジテレビ系トークバラエティー番組「酒のツマミになる話」に出演した際、「ユーチューバー、おもんないっすよね」と断言。さらに「芸人なのにユーチューバーおもろいやんって言ってるヤツ、めっちゃ嫌いで」と発言し、MCの千鳥・大悟から「そんなヤツおる?」と聞かれると「宮迫(博之)とか」と、元事務所の先輩を呼び捨てで実名を挙げ、「先輩じゃないんで。辞めてんから。先輩ちゃうやろ! あんなもん」とバッサリ切り捨てて番組を盛り上げていた。

宮迫は粗品の発言に「はっきり言うと、何一つ怒ってはいない。粗品くんの言ってたことに対して怒ってないんですよ、僕も54(歳)になりましたし大人なんで怒ってないんですけど」と平静を装いながらも、「もしどこかで粗品くんと偶然会ったら…捕まるかもしれんけど、あごとかをギューンってやって、顔グーッってやって、小栗旬にしてやるからな!」と“ブチギレ”して見せた。

その後、落ち着きを取り戻し、「私、会社をクビになって吉本興業さんの方から出てしまったのは事実ではありますけど、そしてYouTubeも始めてますが、なんですか?会社を辞めたらもう芸人ではなくなるんですか?私、30年以上、芸事を舞台等テレビ等でがんばってきました。あなたが言うところの売れている状態、冠番組もありました、人気番組にもたくさん携わってきました。まず20年以上年上やし、芸歴も20年以上先輩」とやんわりとたしなめつつも、「それが会社を辞めたらからって何ぬかしとんや!おい!」と再び激しく取り乱す“パフォーマンス”で笑いを誘った。

ただ、「ユーチューバー、おもんない」発言については、「お笑いとしての面白さでいうともちろんプロであるお笑い芸人の方が上だし、中には全然おもんないお笑い芸人もいますけど、ひとくくりにしてしまっている感じに受け取られてしまうとユーチューバーの人たちがかわいそうだし、ユーチューバーの人たちを応援しているファンの人たちもかわいそうだなと思うから、今回の発言はちょっとよろしくない部分はあったと思う」とピシャリ。それでも「本当のことを言うと、名前を出してくれること自体がすごく感謝だしありがたいと思っています」と明かした。

また、粗品の発言については「(元相方の)蛍原さんも出てたし、そういう意味で粗品くんはプロレスを仕掛けているわけですよ。きっかけを起こして論争になったり、こういう動画が増えるであろうって、頭の回転も早いし賢いから、そういうことで多分やっていると思う」と推察。「ぜひコラボしましょうよ、粗品くん。しゃべりましょ、こんだけ言うてくれているんであれば、直接対決しましょうよ。たぶん事務所さんが許さないとは思うけど一応、言うときます」と呼びかけた。