ウッチャンナンチャン内村光良(59)が4日、NHK音楽特番「ライブ・エール」(午後7時30分)に生出演。歌手として登場した俳優大泉洋(51)とやり合うシーンがあった。

番組の司会を務めた内村は、出演歌手が勢ぞろいして歌唱するオープニングでKANさんの「愛は勝つ」の前奏をピアノ演奏。震える手がカメラに映し出された。演奏後、桑子真帆アナウンサーから「内村さん、ピアノバッチリでした」と伝えられると、内村は「ちょっとミスしてしまいました。本番は違いますね」と苦笑した。

その後大泉の登場シーンになると、大泉は「さあ、生放送でお送りしております『ライブ・エール』」と内村に成り代わって進行。さらに「スタジオには先ほどピアノで素晴らしい演奏をしてくれました、内村光良さんに来ていただいています」と内村をイジった。

内村は大泉の肩を小突くと「そんな司会やりたい? そんな司会やりたいか!? じゃあやればいい!俺は『SONGS』をやる!」と宣言。大泉が「この間ご飯食べた時に『ライブ・エール』は俺に譲るって言ってくれたじゃないですか!」とジョークを飛ばすと、「言ってねえよ!」と盛大にツッコんだ。

2人は20年の「紅白歌合戦」でともに司会を務めた間柄で、内村が「あの頃は初々しかった」とチクリと刺すと、大泉も「あの頃は座長も優しかった。最近はダメ出しばっかりしてくるんです。去年の紅白だって『出過ぎだ』って」と応戦。また内村が「さっき本番前に『ピアノミスすればいいと思ってました』って。ひどくない? 最低ですよ、人として」と憤ると、大泉は自身の武道館ライブでピアノ演奏を失敗したことを振り返り「内村さんもミスすればいいと思った。うまくいきやがった、チクショウ」とまくし立てて笑いを誘った。