俳優別所哲也(58)が9日、日本テレビ系「ダウンタウンDX」(木曜午後10時)に出演。増え続けるハラスメントへの対応に悩んでいることを明かした。

出演者が日頃の鬱憤(うっぷん)やモヤモヤを晴らす「春のデトックス祭り」と題して放送された。

別所は「ショックなんですけど、舞台とかをやると『ダメ出し』ってあるんです。最近はそれを『ノート』って呼ぶようになりまして」と最近の変化を説明。舞台などで内容をブラッシュアップするため演出家から指摘を受けることを「ダメ出し」と呼ぶが、「ダメ」というワードにネガティブな響きがあるとし「そんなに嫌な思いもなかったんですけど、それが『ノート』っていう言葉にいつからか変わってしまって」と困惑した。

最近は稽古前に「ハラスメント講座」を受けることが多くなり「僕なんかは年齢的に先輩俳優。自分が何か言うと後輩たちに指示をしているようになっちゃうから、『俳優としては慎んでください』みたいな」。また「飲みに誘うのもどうしたらいいか分からなくなってしまって」と苦笑した。

番組ではさまざまな種類のハラスメントを紹介。血液型で一方的に性格を決めつける「ブラッドハラスメント(ブラハラ)」や、ハラスメントだと過剰に主張する「ハラスメントハラスメント(ハラハラ)」などがラインアップされると、別所は「ハラスメントがいろいろありすぎて…」と困り果てていた。