声優界きっての名バイプレーヤーとして知られる梅津秀行さんが17日、間質性肺炎のため亡くなった。68歳だった。所属事務所が21日、公式サイトで発表した。葬儀は親族のみで終えたという。

所属事務所はサイトで「弊社所属俳優 梅津秀行 儀 令和6年5月17日 間質性肺炎のため、68歳にて永眠致しました」と報告。「尚、葬送の儀につきましては、ご遺族の意向により親族のみにて執り行われました」とし「ここに生前中の御厚誼を深謝し、謹んでお知らせ申し上げます」と伝えた。

梅津さんは80年代から声優として活躍し、アニメ「機動戦士ガンダムOO」のイアン・ヴァスティ役、「HUNTER×HUNTER」バッテラ役、「SLAM DUNK」青田龍彦役、「銀河英雄伝説」シリーズのファイフェル役など、数多くの人気作品に出演した。

また、映画「トランスフォーマー 最後の騎士王」マーリン役、「アイアンマン3」ビル・マー役、「ハリー・ポッター」シリーズのアーサー・ウィーズリー(マーク・ウィリアムズ)役などの吹き替えも務めて活躍。

TBS「世界ふしぎ発見!」や、日本テレビ系「news every.」などのナレーションも担当した。