昨年の元日から歌手活動を休止していた氷川きよし(46)が、ついにGW前に再始動した。

 所属する長良プロダクションを3月31日で退所し、新会社「KIIZNA(キズナ)」を設立したことを発表。また、8月16日に東京ガーデンシアターで開幕する25周年記念コンサートツアー(3カ所5公演)で、ステージに復帰するという。

 さらに、10月から全国4都市で25周年記念劇場コンサートツアーを開催することを今月1日に発表したのだ。

「所属事務所は氷川の独立を阻止するためなのか、新芸名にすると思われていた『KIINA』と『Kiina』で昨年5月に商標登録を出願。ところが、現在まで認められていないのです。おそらく、このまま認められないメドが立ち、支障がなくなったので氷川も再始動したのでは」(スポーツ紙芸能記者)

 特許庁のデータベースによると、「氷川きよし」に関しては2013年8月に登録され、今年2月に更新されている。一方、「KIINA」と「Kiina」に関しては、今年3月1日付で同事務所あてに拒絶理由通知書が送付されているが、どういうことか。

「『登録できないのはこういう理由』という通知書で、通常、約2カ月ほどの間にそれに対する反論書面を提出して認められれば登録となります。ですが、芸名を巡る独立トラブルなどの場合は相応の理由がなければ登録できません。反論は難しそうです」(都内で開業する弁理士)

 すでに「音楽関係者やプロデューサーなどには復帰の青写真を伝えていて、新曲の準備もしている」(事情通)という氷川きよし。8月のステージ復帰前に、正式な改名発表があるかもしれない。