国民民主党の玉木雄一郎代表は7日の定例会見で、先月28日に投開票された衆院東京15区補選で、都民ファーストの会とともに推薦した作家の乙武洋匡氏が落選したことについて「非常に残念な結果だと、率直に思う」と述べた。

「乙武候補を都民ファーストといっしょになって戦い、小池(百合子)知事もかなり前面に出て戦ったが、5位という結果にとどまってしまったことは極めて残念だ」と「残念」を繰り返した上で「敗因については、しっかり分析、総括をしていかないと行けない」と述べた。

東京15区補選と、その1週間前に投開票された東京・目黒区長選でも、国民は都民ファが推した候補を推薦し、小池氏らとともに応援に入ったが、敗れた。東京の注目選挙で2連敗した形の玉木氏は、自身の責任について問われたが「よく敗因を分析して、これからにつなげていきたい。まずは分析と総括を行っていきたい」と述べるにとどめ、明確には触れなかった。