ブンデスリーガ、アイントラハト・フランクフルトの元日本代表MF長谷部誠（40）が今季限りで現役引退すると発表したことを受け、一夜明けた18日、元日本代表監督で2014年FIFAワールドカップ（W杯）ブラジル大会を長谷部主将とともに率いたアルベルト・ザッケローニ氏（71）が、ねぎらいのコメントを寄せた。

長谷部は私にとって“完璧なキャプテン”です。彼の豊かな人間性、優雅な立ち居振る舞い、常に正しい判断力は、まさにリーダーたるもので、30年間にわたる私の監督のキャリアの中でも比類なきものでした。彼と一緒に仕事をすれば、私のメッセージは正確に適切な形で選手たちに伝えられ、チーム内でのコミュニケーションが建設的なものになりました。SAMURAI BLLUE（日本代表）の挑戦は彼がいなければ達成できなかったと断言することができます。誠、あなたの献身的な仕事、そして、私やサッカーに対して与えてくれた全てのことに感謝します。日本での素晴らしい日々が終わる日、内田篤人と共に羽田空港に見送りに来てくれたことを忘れたことはありません。誠、あなたは私の息子のようでもありました。

イタリアの我が家はいつでもあなたを歓迎します。近いうちにお会いしましょう。セカンドキャリアでの成功も祈っています。

アルベルト・ザッケローニ

（原文まま）