<ナショナルズ1−4ドジャース>◇23日(日本時間24日)◇ナショナルズパーク

ドジャース大谷翔平投手(29)が敵地でのナショナルズ戦に「2番DH」で出場し、9回の第5打席で2試合連発となる今季第6号ソロを放った。打球速度は118・7マイル(約191・0キロ)を記録し、本塁打では自己最速となった。

8回に勝ち越し二塁打を放ったアウトマンも驚きを隠せなかった。試合後にグラウンド上でのインタビューに応じたアウトマンは「あの場面で打席に入って自分の役割が果たせて良かった」などと勝ち越し打についての質問に答えていたが、終盤で「ショウヘイのホームランについて話していい?」と話題を変え「あれはえぐすぎる。とんでもないよ」と、大谷の本塁打について口にした。

ロバーツ監督は試合後の取材対応で、大谷について「彼のような打球を打てる選手はそんなにいない。(本塁打は)トップスピンのライナーで、2階席に届いた。ショウヘイとはストライクゾーンの見極めについて話したけど、それをすれば彼をアウトにするのは難しい」と称賛。本人との会話では「ちょっと詰まったと言っていたよ」と話したことを明かした。