大分東署は9日、大分市に住む60代女性が交流サイト(SNS)を使った投資詐欺に遭い、現金460万円をだまし取られたとして、防犯メールで警戒を呼びかけた。

 署によると、3月、被害者のスマートフォンに著名人を名乗るSNSのアカウントから、投資に関するメッセージが送られてきた。これをきっかけに別のSNSのアカウントを紹介され、相手とやりとりする中で「FXがもうかる」「利益が出た」「もっとお金を入れた方が利益が大きくなる」などと言われた。指定された口座に8回にわたって現金を振り込んでだまし取られたという。

 同署は「SNSで知り合った相手から投資を勧められるのは詐欺の手口です。お金を振り込む前に、必ず家族や警察に相談してください」と注意喚起した。