バスケットボール男子のBリーグ2部(B2)は27日、福岡市の照葉積水ハウスアリーナなどで行われ、ライジングゼファー福岡(西地区2位)はホームで奈良に42―71で敗れた。福岡は通算成績34勝18敗とし、首位の滋賀と3ゲーム差。既にB1昇格を懸けたB2プレーオフ(PO)の進出を決めているが、地区優勝に向けて痛い黒星となった。

 福岡が下位の奈良に思わぬ大敗を喫した。第1クオーター(Q)こそリードしたものの、第2Q以降は相手の堅い守備を崩せず、アウトサイドからのシュートもことごとくリングに嫌われた。チーム平均得点トップのワシントンも動きを封じられ、チーム全体の得点は今季最少の42点にとどまった。

 ラモン・ロペス・スアレス・ヘッドコーチは「試合を通して、選手に集中力と自信が欠けていた」と話し、主将の寒竹は「チームとして恥ずかしい負けとなったが、次戦は勝利に向かってプライドを持って精いっぱい戦う」と巻き返しを誓った。

 次戦は中1日で愛媛との2連戦があり、4月5日からはホームで行われる滋賀との直接対決2連戦が控える。