柔道の全日本選抜体重別選手権最終日は7日、福岡国際センターで男女計7階級が行われ、女子63キロ級では福岡大出身の青野南美(福岡県警)が初の頂点に立った。同78キロ級は東京五輪覇者の浜田尚里(自衛隊)=鹿児島県霧島市出身=が2年ぶり4度目の優勝で復活を示した。78キロ超級は冨田若春(コマツ)が4年連続4度目、70キロ級は田中志歩(JR東日本)が2年ぶり2度目の制覇。

 男子は100キロ超級の太田彪雅(旭化成)と90キロ級の田嶋剛希(パーク24)が2年連続2度目の優勝。100キロ級は90キロ級時代に2度制した増山香補(パーク24)が初制覇を遂げた。パリ五輪代表内定選手は出場していない。全日本柔道連盟は今大会の結果を踏まえ8日に強化委員会を開き、世界選手権(5月・アブダビ)代表を決める。