西武のフランチー・コルデロ外野手(29)が15日、出場選手登録を抹消された。

 今季加入したドミニカ共和国出身のコルデロは米大リーグ通算27本塁打の長打力を期待されているが、開幕から14試合に出場して打率1割7分6厘、1本塁打。緩急と変化球への対応に苦労し、リーグ最多タイの18三振を喫していた。左翼の守備でも公式記録上でこそ無失策が続くものの緩慢な守りが多く、14日のソフトバンク戦では1点ビハインドの6回2死一、二塁でライナー性の打球を捕球できず、勝負を決定づける2点三塁打を許した。

 打線が5試合連続で2得点以下に抑えられて5連敗を喫していることもあり、打撃、守備両方の観点から出場選手登録抹消を決めたもようだ。