◆高校野球・春季九州大会1回戦 熊本国府2x―1長崎日大(23日、さがみどりの森)

 今春の選抜大会に出場した熊本国府が延長11回タイブレークの末、長崎日大にサヨナラ勝ちした。

 途中出場の植田凰暉(3年)が投打で活躍。6回から2番手で登板して6イニングを無失点に抑え、11回は2死満塁で左前へ自身初のサヨナラ打。「投球に集中していた。適時打はたまたまバットに当たっただけ」と笑った。

 チームは昨秋の九州大会の大分舞鶴との準々決勝、選抜大会の近江(滋賀)との1回戦も延長タイブレークの末にサヨナラ勝ち。「粘って投げれば、味方が点を取ってくれると思った」と信頼を口にした。