◆西武0―4ソフトバンク(5日、ベルーナドーム)

 ソフトバンクが主軸の活躍で連敗を「3」で止めた。これで「こどもの日」は2014年から二つの引き分けを挟んで8連勝となった。1955〜63年の西鉄、64〜70年のロッテに並んだ。

 西武の先発は隅田。直近2試合ではともに無安打と苦しんでいた3、4番コンビが先制パンチを食らわせた。初回2死から柳田が詰まった当たりの遊内野安打で出塁。続く山川がチェンジアップを高めに浮いたチェンジアップを左中間へはじき返し、柳田が一塁から一気に本塁へ、気迫のヘッドスライディングで生還した。

 4回には、柳田が4号ソロ。無死から隅田の直球をフルスイングすると、高々と上がった打球は右翼ポール際中段へと飛び込んだ。

 さらに7回には1死満塁から柳田がシンカーに泳ぎながら中前に落ちる安打でさらに2点を追加し、試合を決めた。直近3試合は12打数無安打7三振と苦しんでいたギータが3安打で息を吹き返した。

 先発は2勝目を目指す東浜。4回には2死満塁のピンチを招いたが9番長谷川を三ゴロに打ち取った。5回も2死二塁と得点圏に走者を背負う。三盗を狙った若林を捕手の甲斐が刺し、ピンチを防いだ。

 6回からは継投へ。ヘルナンデス、藤井、松本裕がそれぞれ1回ずつを無失点に抑えた。最終回は4日の西武線で今季初失点初黒星を喫していた津森が試合を締めた。