◆西武2―13楽天(10日、ベルーナドーム)

 西武が11点差の大敗で4連敗を喫した。

 今季初登板となった先発の青山は初回、先頭の小郷に左翼線への二塁打を許すと、その後1死三塁から捕手の古賀の捕逸で1点の先制点を献上した。

 3回には1死満塁から島内の左犠飛で2点目を許すと、4回は2死一、二塁から小郷にこの日3安打目となる右前適時打を浴びて3点目を失った。

 打線は3点を追う5回に1死一、三塁から楽天先発の早川の暴投で1点を返したが、その後続いた好機で後続が凡退しこの回1点止まりだった。

 その直後の6回には3番手の本田が4安打を集中されるなど3失点。7回には4番手のヤンが2死二、三塁から浅村に3ランを浴び、終盤で8点差とされ試合を決定付けられると、8回にも5番手の浜屋が4失点した。

 チームは4連敗で4月を終えながら5月は3連勝スタートを飾り勢いに乗ったかに見えたが、そこから4連敗で今月も黒星が先行。借金は早くも「11」となった。