日本フェンシング協会は19日、パリ五輪の日本代表に女子サーブルで世界選手権個人2連覇の江村美咲(立飛ホールディングス)=大分市出身、日本勢初の金メダルに輝いた東京五輪男子エペ団体メンバーの加納虹輝(JAL)や見延和靖(ネクサス)ら、団体の補欠を含め18人を選出した。

 男子フルーレでは松山恭助(JTB)飯村一輝(慶大)敷根崇裕(ネクサス)=大分市出身=が代表入り。女子フルーレには東晟良(共同カイテック)上野優佳(エア・ウォーター)=大分県別府市出身、補欠で菊池小巻(セガサミー)=熊本市出身=らが選ばれた。

 同サーブルには江村のほか高嶋理紗(オリエンタル酵母工業)=福岡県大牟田市出身、福島史帆実(セプテーニ・ホールディングス)=同県宗像市出身=が名を連ねた。

 男子サーブルに選出された吉田健人(警視庁)と、女子エペで選ばれた吉村美穂(アイヴァン)は個人戦のみ出場する。