◆ロッテ2―0西武(17日、ZOZOマリン)

 本塁が果てしなく遠く、今季2度目のゼロ封負けで7連敗。トンネル脱出の道は険しくなるばかりだ。

 先発の松本が1回に山口の中前適時打で先制点を許し、暗雲が漂った。6連敗中5試合で先制されていたからだ。

 しかし、2回以降は松本が粘りの投球に転じ、7回まで追加点を許さない。その松本を援護する攻撃陣にまたもブレーキがかかった。1回1死一、三塁でアギラーが併殺打。先頭打者がヒットで出た8、9回の無死一塁でも後続にあと1本が出ない。

 6安打しながらの拙攻に、松井監督は「負けましたが、なんとか得点圏に進めて(今後に)つながっていく内容だった」とわずかな光明を探すように話した。

 「選手は一生懸命やっている。(点に)結びつけるかどうかはこちらの責任。またあさって(に試合が)あるんで頑張ります」と言葉を振り絞るしかなかった。