三重県津市の路上で、男性を杖で殴り怪我をさせたとして、72歳の男が傷害容疑で逮捕されたことが判明。その行動と動機が話題になっている。

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 警察によると、4月27日午後6時45分頃、男は津市の路上で歩いていた19歳の男性に対し、持っていた鉄製の杖で「右側通行をせい」などと言いながら殴った疑いが持たれている。被害を受けた男性は、左目の上を数針縫う怪我を負ったが、命に別条はないという。

 なぜ、このような行動に出たのか。警察によると、被害男性は友人らと並んで路上を歩いていたそうで、男はそのことに憤りを持ち、暴行に及んだ模様だ。取り調べに対しては容疑を認めているとのことだ。

 この事件に、ネット上では「男の言っていることは理解できるものだけど、暴行をしてしまうと受け入れられなくなる。残念」「きっと19歳の男たちがよっぽど目に余ったんだろうと思う。殴ってはいけないけれど、気持ちだけはわかる」「義憤に駆られたことはわかる。昔の人間からすると常識がなっていない若者が増えた。しかし何があっても暴行してしまうと、自らが犯罪者となる」という意見が上がる。

 また、「被害を受けた男性は反省をするべきだ。横に広がってスマホでも見ながらノロノロと歩いていたんだろ」「杖で殴るのは絶対にダメだけれど、男性がやっていた行為も好ましくない」「うちの近所の高校生も普通に横に広がって歩いている。これもなんとかしてほしい」「男の行為は犯罪だけど、被害男性の行動もよろしくない」という指摘も出ていた。