アルビレックス新潟レディースのホーム最終戦。サンフレッチェ広島レジーナとの試合は敗れましたが、詰めかけたサポーターへの感謝の思いが詰まった一日となりました。

5月18日、ホーム最終戦に臨んだアルビレックス新潟レディース。

詰めかけた約2000人のサポーターに勝利を届けようと、前半21分には川澄が、さらにその7分後には石田がミドルシュートを放つなど気持ちのこもったプレーで相手ゴールに迫ります。

しかし、エンドが変わった後半23分でした。

広島レジーナの上野に豪快なミドルを決められ先制を許すと、後半40分にはクロスの折り返しを李に体で押し込まれ追加点を奪われたアルビ。

ホーム最終戦には敗れましたが、WEリーグ開始3シーズン目でここまでの最高順位となる4位を確定させています。

試合後にあふれたのは、サポ−ターへの感謝の思いでした。

【アルビL 平尾知佳 選手】
「今シーズン、苦しいときもサポーターに救われた部分が一人一人あると思うし、自分は本当に救われた。本当に感謝の気持ちでいっぱいで涙が…今もですけど、こぼれてきました」

【アルビL 川澄奈穂美キャプテン】
「1年間、温かい声援ありがとうございました」

試合後のセレモニーで掲げられたのは、選手全員で書いたというサポータへの感謝の横断幕。

さらに、この日は1年間の声援に感謝して握手・サイン会も開催されていました。

【アルビL 川澄奈穂美キャプテン】
「今季、『本当に楽しかった』とか、『試合ずっと応援しているよ』と言ってくださって、まだまだ頑張ろうと思えたし、その思いを本当の本当の最終戦にぶつけたい」

最終戦は5月25日、アウェイでマイナビ仙台レディースと対戦します。