トラックやバスのAT車の普及が進んでいることやいわゆる「2024年問題」でのドライバー不足を受け、警察庁は新たに大型車などの運転免許にAT免許を導入する方針を固めました。

抵抗なく免許が取得できドライバー不足の解消につながることが期待されます。

警察庁によりますと現在、新たに生産される大型バス、大型トラックの多くがAT車となっています。また、いわゆる「2024年問題」でのドライバー不足を受け、トラック業界やバス業界はAT限定普通免許のみを所持している人でも抵抗なく大型免許を取得できるようAT大型免許などを作ってほしいと警察庁に要望していました。

これを受け、警察庁はトラックを対象としたAT大型免許、AT中型免許、AT準中型免許と、バスを対象としたAT大型第二種免許、AT中型第二種免許を新たに導入する方針を固めました。

警察庁は今後、意見募集を行い、AT中型免許やAT準中型免許、AT中型第二種免許については2026年度から、AT大型免許、AT大型第二種免許については2027年度からの導入を目指すとしています。