将棋界で最も伝統のある称号をかけた戦い名人戦は第4局が行われました。

対局では挑戦者の豊島将之九段が勝利し、5年ぶりの名人奪取にむけ藤井聡太八冠に一矢報いました。

名人戦七番勝負の第4局は大分県別府市で行われました。

藤井聡太八冠はこれまで挑戦者の豊島将之九段に3連勝し、名人の初防衛まであと1勝としています。

第4局は長い持ち時間をいかして慎重に指し進められ、19日午後8時49分、95手までで藤井八冠が投了。豊島九段が今シリーズ初勝利を上げました。

豊島将之九段

「第5局につながったので、そこは良かったかなと思います」

藤井聡太八冠

「気持ちを切り替えて、がんばりたいと思います」

第5局は今月26日と27日に北海道・紋別市で行われます。