3月18日にJR岡山駅前のマンションの建設工事現場で起きた6人が死傷する事故で、警察が19日朝から実況見分を行い、事故の原因を調べています。

この事故は18日午後1時前、岡山市北区の高層マンションの建設工事現場でコンクリートの壁を作る際に使う足場や型枠が崩れ6人が転落したり下敷きになったりしたものです。6人のうち岡山県吉備中央町の作業員、幸田英明さん(67)が死亡、残りの30歳から69歳の男性作業員5人がケガをして病院に搬送されました。

(森岡紗衣記者)
「事故から一夜明けた現在、警察による実況見分が行われています」

現場一帯はJR岡山駅前の市街地再開発エリアで、2025年12月の竣工を目指し地上31階、地下2階建てのマンションの建設工事が進められていました。現場では19日朝から警察の実況見分のほか、岡山労働局が立ち入り調査を行い事故の原因を調べています。

工事を請け負う大阪市のゼネコンは現在、対応協議中で、事故の原因究明に努めるとしています。