「誰が出てもゴールとれる」岡山湯郷ベルが3連勝 エース横山は3度目のハットトリック シャルムは惜敗
(長尾龍希アナウンサー)
「なでしこリーグ2部首位の岡山湯郷ベル。1部昇格に向けて大事なシーズン中盤戦です」
湯郷ベルは2024シーズンここまで負けなしと首位を快走。12日の今治との試合では、エースでキャプテンの横山久美(30)が躍動します。
まずは前半10分、相手ディフェンダーを引き付けた横山がラストパス。先制点をお膳立てすると。前半41分には、横山が左サイドから右足でシュート。ボールは相手キーパーの手を弾きながらもゴールを割り、3対1でリードして試合を折り返します。
後半に入っても横山の活躍は止まりません。トラップから振り向きざまのシュートで、この日、2ゴール目を挙げると。フリーキックの場面ではキッカーを務め、ゴール前にあげたボールを味方が合わせ、点差を広げます。
後半35分には、今度は横山がヘディングシュート、2024シーズン3回目のハットトリックを達成しました。湯郷ベルは横山を含む5人が得点し、7対1で勝利しました。
(岡山湯郷ベル 横山久美主将)
「誰が出てもゴールをとれるのがチームの特徴。速い攻撃、攻めのスタイルなのでチームとして良い形になってきている」
(岡山湯郷ベル 谷口博志監督)
「最終的には2部で優勝して昇格するという目標だけをみている。そのために勝ち点を積み上げていく。シンプルに勝ち続ける」
一方、なでしこリーグ2部の吉備国大シャルム岡山高梁は出雲と対戦し、1対0で敗れました。5月26日には湯郷ベルとの岡山ダービーに臨みます。