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宮古島沖で陸上自衛隊のヘリコプターが消息を絶った事故で、引き揚げられた機体を載せたサルベージ船が4日午後、事故機が所属する熊本県の分屯地に向けて出航しました。

機体を載せた船は午後2時40分頃、平良港を出発しました。

先月6日に起きた事故では、2日に民間のサルベージ船で海底から機体の主要部分が引き揚げられ、フライトレコーダーが回収されました。

大破した機体は事故機が所属している熊本県の陸上自衛隊高遊原分屯地に運ばれ、詳しい調査が行われる予定です。

現場周辺の海域では潜水艦救難艦ちはやが確認でき、無人潜水機を使用して捜索が続けられています。

事故ではこれまでに6人の遺体が引き上げられていて、隊員5人の身元が確認されています。

6日で発生から1カ月となりますが、今も4人の行方がわかっていません。