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政府が「特定利用空港・港湾」に那覇空港と石垣港を指定したことについて、木原防衛大臣は「南西諸島の防衛体制の強化は喫緊の課題」だと理解を求めました。

政府は有事に備え、全国各地の空港や港を「特定利用空港・港湾」に指定し、自衛隊や海上保安庁が利用しやすいよう空港の滑走路や港の岸壁の整備を優先的に行う方針です。県内では那覇空港と石垣港が対象です。

木原防衛大臣は4月2日の会見で「有事の際に自衛隊などの能力を最大限発揮するためだ」と意義を強調しました。

木原防衛相「特に厳しい安全保障環境を踏まえれば南西地域の防衛体制の強化は喫緊の課題だと考えておりまして那覇空港と石垣港が特定利用空港港湾となったことは厳しい安全保障環境を踏まえた対応を実効的に行う上で重要だと捉えております」

木原大臣はまた「沖縄県を含む関係自治体への調整を丁寧に進める」としています。