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那覇市が所有する土地の所有権をめぐって那覇市議会の元議長らが贈収賄の容疑で逮捕された事件で、那覇地裁は10日、贈賄の罪にとわれている男に執行猶予付きの有罪判決を言い渡しました。

この事件は那覇市が所有する土地の所有権をめぐって便宜を図る見返りに現金あわせて5000万円を受け取ったとして、那覇市議会の久高友弘前議長や会社役員の男ら4人が贈収賄の罪で起訴されたものです。

このうち贈賄の罪に問われている男(70)の判決公判が10日、那覇地裁で開かれました。

佐藤哲朗裁判長は「現金を準備するなど犯行に不可欠な役割を担った」とする一方、被告の関与は「従属的だった」などとして男に対し懲役2年、執行猶予3年の有罪判決を言い渡しました。